ユーザーの声から生まれた採用チャットボット 『らくロボプラス』
~らくロボプラスでさらに進化するアルバイト採用~
2024年6月、HRソリューションズ主催のセミナーを開催いたしました。
コロナ禍で現場の省力化・省人化が進んだ中、 2021年にリリースした採用チャットボット『らくロボ』シリーズ。 「採用までのスピードが加速した!」「面接設定率が上がった!」など たくさんの喜びの声を頂きました。 一方で、 まだまだこんなお悩みを伺うこともございます。 「変化の激しい現場で、チャットボットを使うのは難しい」 「店舗が求める条件と応募者の希望が合わず、結局電話で調整している」 「面接はしているが、なかなか良い応募者と出会えない」etc… 本セミナーでは、 採用成功を妨げる選考担当と応募者のよくあるギャップと ユーザーの声から開発した新商品『らくロボ プラス』についてご紹介しました。
開催日程:2024年6月
〜(開場 )
〜(開場 )
会場:オンライン開催(ZOOM)
※らくロボ プラスは、当社の採用管理システム「リクオプ/ハイソル」ご利用企業が導入可能なサービスです。
はじめに、当社リクオプのデータから直近1年間の応募数と求人原稿数の推移グラフを用いて、採用市場の概況を一緒に見ていきました。
昨対比で1.3倍の応募増で、採用ホームページからの応募数は増加傾向。とはいえ、採用数が増えていないため充足感がない状況が見えてきました。応募数が増えても採用が決まらないのはなぜでしょうか?
ひとつは、企業と求職者のニーズにミスマッチが起きているということです。
求職者の「自分が働きたい曜日・時間帯で仕事を探す」ニーズが高まっているなかで、 企業側はフルタイム勤務のフリーターを探している‥等、変化する求職者のニーズに合った募集ができていないために、“条件が合わない”という状況が発生しています。
もうひとつは、応募から採用までの採用工程のスピードが上がっていないことです。応募者は一度に平均3.8社に応募していると言われている中、企業側の初動が遅れることで他社との採用競争に負けてしまうことが発生しています。
これらの採用課題を解決するのが『らくロボ』シリーズです。ミスマッチ改善と歩留まり改善(スピード向上)を実現する採用チャットボットツールは、リリースした2021年当初は、コロナ禍で殺到した応募者のスクリーニングを目的に導入する企業様も多かったのですが、現在はミスマッチ改善と歩留まり改善(スピード向上)を実現するツールとして、ご利用社数は年々増加しています。
次に『らくロボ』シリーズのご紹介です。
採用チャットボット『らくロボ』は、ロボットが自動で応募者対応するツールです。ロボットが面接日程の調整を代行することで、応募者へのスピーディな対応を実現。また、あらかじめ応募者への質問を設定しておくことで、自動的に条件マッチングも行えます。
続いて、『らくロボ』シリーズをご導入いただいた企業様の効果事例をご紹介しました。
↓応募から面接までのリードタイムを大幅短縮し、面接設定率も向上した事例
他に、副次的効果として「採用工程の可視化」もありました。
チャットボットの履歴が自動でシステムに残ることで、応募→面接予約→面接実施→採用までの各プロセスの「歩留まり」「リードタイム」が数値で見える化。どこに課題があるのか、ボトルネックは何か、など改善すべきポイントが明確になりました。
多くのお客様にご利用いただき、前述の通り「リードタイムの大幅削減」や「面接設定率の向上」など嬉しい効果の声もいただいた『らくロボ』シリーズ。同時に「通知メールの受け取り先を柔軟にしてほしい」「利用開始までの待ち時間をもっと短縮できませんか?」などのご要望の声もお受けしました。
これらのご要望を解決するため、新商品の開発に着手。ウェビナーでは開発担当者からお話をさせていただきました。
開発担当者より
開発をしていると「こんな機能を追加してほしい、この機能が足りない」など機能面での会話が多くなりがちですが、採用現場での「こんなときに困った」というシーンと一緒にご要望いただくことで、本当に解決したいことは何か、を具体的にイメージすることができますので、ご利用いただき困ったことがあれば忌憚なくご意見をいただければと思います。
2021年リリース時の機能はそのままに、利用ユーザーの「もっとこうなれば嬉しい、使いやすい」の声をもとに新現場での使いやすさをアップデートした新シリーズです。
「応募者のチャットの流れ」と「企業側のチャットの流れ」を実際のスマホ画面ではどのように見えるのか、チャットボット画面やリクオプ管理画面でのデモンストレーションを行いました。
※らくロボプラス プレスリリース記事
採用面接の日程を自動調整するSMSチャットボット 『らくロボ プラス』をリリース
応募者対応をチャットボットに変えただけで皆様の採用課題が全て解決されるわけではありません。最後に、チャットボット対応以外の成功ポイントをお話させていただきました。
求職者が求人原稿を見た際に、どのような書き方がよいでしょうか? 企業側の都合ではなく、求職者目線を意識した求人原稿作成が望ましいです。たとえば、「勤務曜日・時間」を書く際には”週2日以上、1日3時間から” ”具体的な曜日や勤務時間”を明確に記載することで、実際に働くシフトがイメージできますし、短時間だけ働きたいという、今増えている求職者のニーズにもマッチしています。
このように、お店の都合ではなく、求職者にとって働きやすい募集のかけ方・働き方がイメージできるような求人原稿の記載を意識してください。
チャットボットでは、資格やシフト等の定量面、面接では人柄や適正等の定性面を判断することをお勧めしています。しかし、本部が設定したチャットの条件が、店舗の採用条件に合わないケースはありませんか?
実際に、ある企業様で 条件がマッチし面接したにも関わらず、不採用ばかりが続くケースがありました。調べてみると、条件合わず不採用が応募者の40%。これでは、両者にとって残念な時間を生んでしまいます。思い切って、店舗担当者に権限を移譲してはいかがでしょうか。
面接は、店長の空き時間で設定するのではなく、募集しているシフトの時間帯に合わせて設定しましょう。また、面接時間は週数回ではなく、できる限り多くの時間を確保してください。
求職者は、複数社に応募しています。多くの時間を確保し、応募者と1日でも早く面接をすることが、採用に繋がる鍵です。
今回ご紹介した3つのケースは、すべて実際にあった事例ですが、いずれも「今までこれで上手くいっていた」「店長の負担を削減したい」などの理由によるものです。
これまでのやり方にこだわらず、このような点もぜひ一緒に見直しをしていきましょう。
ご参加いただいた方々の声を一部ご紹介します。
●実際のデモ画面でチャットボットの動きが確認できたことが良かった。(アミューズメント)
●質疑応答の時間で、らくロボを導入済の他社さんの質問や懸念点が挙がり、そこからの気づきもあった。(小売)
●良い機能を取り入れると同時に店舗の意識を変えてもらう働きをしないといけないと感じました。(サービス)
●募集している時間帯に面接を行う必要があることは、確かになと思いました。(小売)
●質疑応答が丁寧な回答だったことと、気になるポイントが質問に上がっていたので参考になりました。(スーパー)
●らくロボ利用で面接設定率の大幅改善や応募者対応のスピードが良くなった事例はすごいと感じました。(フード)
●求人原稿の書き方を具体例で説明していただいた所がよかった。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。