プロが教える ”しゅふ” に刺さる 求人原稿のつくりかた

2023年10月4日、HRソリューションズ主催のセミナーを開催いたしました。

年間991万人以上の”主婦(夫)=しゅふ”が利用する​​​​​​ 求人サービス「しゅふJOB」を運営されている​​株式会社ビースタイル メディアの取締役 石戸様をお招きし、働きたい主婦(夫)の本音と、ターゲットに刺さる求人原稿のつくりかたをご紹介いただきました。

本記事では、セミナー概要をアフターレポートとしてまとめています。「主婦(夫)を採用したい」「自社に合う求職者に情報を届けたい」という採用ご担当者の皆様のヒントとなれば幸いです。

※セミナー資料もご用意していますので、詳しく知りたい方はページ最後の資料ダウンロードボタンからお申込みください。

プロが教える”しゅふ”に刺さる 求人原稿のつくりかた

株式会社ビースタイル メディアの取締役 石戸様をお招きし、働きたい「しゅふ」の本音と、ターゲットに刺さる求人原稿のつくりかたをご紹介いただきました。

 

POINT1 データからみるペルソナ設定の仕方

 

まずは、基本的なところで「ターゲットを決めてペルソナを設定すること」が重要です、とお話いただきました。採用したい人の属性(性別・年齢・居住地など)から、家族構成は?どんなライフスタイル?など具体的な人物像(ペルソナ)を掘り下げていきます。

 

ターゲットを考える方法
アンケート結果に基づいた「企業が求める採用条件」と「属性(しゅふ/フリーター/学生)」のマトリクス図をベースに解説。各属性の特徴を理解し「採用したい条件から、ターゲット属性を決めることが重要」と話していただきました。このようにターゲットを考えていき、採用したい人の属性が決まったら、さらに掘り下げてペルソナを明確にしていきます。

採用できるペルソナの設定方法
たとえば、しゅふを採用したいという場合でも、環境や状況により一律ではありません。「仕事探しをする上で重視するランキング」「ユーザーデータ(年齢、希望の勤務時間や出勤日数)」等のデータから3つのターゲットタイプが見えてきます。

 

「属性だけでペルソナを決めつけないこと、どのようなしゅふがいるのか?を深掘りしてペルソナ具現化していくこと」が重要になると話していただきました。具体的なペルソナ像をイメージし、どのような仕事の探し方をするのか、を言語化していきます。

たとえば、プロフィールを
・年齢:40代前半 東京都在住
・正社員で事務職をしていたが結婚を機に退職。
・子育てのサポートが少ない環境だったためパートやアルバイトで販売職を重視~
とイメージします。
そして、仕事を探す際に考えることは
・生活費の補助も目的の一つだが、自分で自由に使えるお金や子どもの将来のための蓄えを考えて働きたいと持っている・
・仕事探しの条件は、9~17時まで・週3日程度・時給1,000円~1,200円(在宅地域の平均時給よりやや高め)
など、掘り下げて言語化したスライドを見ながら説明していただきました。

「応募してほしい人のイメージを具体化すると同時に、働きたいと思ってくれる人はどんな人かを明確にすることがとても重要です」と語り、具体例を交えながら”採用できるペルソナの設定方法”を解説していただきました。
さらに実践編・応用編として具体的な方法も教えていただきました。

 

 

POINT2 ペルソナに刺さる原稿作成のコツ

 

ペルソナと合致する人から「応募される」ためには、どうしたらいいでしょうか? まずは求職者が必ず「見る項目」「読み込む項目」を知ることが大切だと言います。

求職者は求人原稿のどこを見て、何を判断しているでしょうか。しゅふJOBの求人票を例に、ヒートマップデータで「見ている割合の高いところ、じっくり見ているところに分類し、求職者の意識変化を見ていきます。

この図のどこが欠けても応募に至らないので「ここを全てクリアにして求人原稿に盛り込んでいくことが重要です」と語ります。

興味~判断フェーズ
求職者が「必ず見る項目」なので、目に留まるかが重要です。改善ポイントは「求人タイトル(キャッチ)/写真/基本の募集情報」です。こちらは、具体例を交えて解説いただきました。①ペルソナにあったヒットワードを目立たせること。②実際に働けるシフトパターン例を記載すること ③写真はペルソナに合ったものを掲載する。
具体例の詳細は、資料ダウンロードお申込みいただくと確認できますので、ぜひお申込みください。

動機~決断フェーズ
仕事内容・アピールポイントを読んで「ここで働きたいか」の動機づけ、福利厚生・応募資格・詳細条件などを見て決断する項目なので、ワード選定・条件が重要です、改善ポイントは「仕事内容/福利厚生/応募資格など詳細条件」です。
こちらも具体例を交えて解説いただきました。①先ほどのペルソナに合ったヒットワードをフリー記載欄に散りばめる ②ペルソナがうれしい条件を盛り込む(福利厚生、各種条件は出し惜しみしない)。社割や食事補助など自社では当たり前だと思っていることも他社さんにはないことで有利に働くケースもあるので記載しておくことが良いでしょう。

参加者の声

ご参加いただいた方々の声を一部ご紹介します。

原稿作成を体系的に学びなおすことができ、大変有意義な時間となりました。(教育)

人事部に配属されて日が浅いため、求人原稿の出し方の基礎を知る事ができ、大変充実した時間でした。また、今回のセミナーを受講したからこそ、現在の自社の求人の内容がペルソナに合わせた詳細な求人である事にも気付く事が出来ました。現状求人が動いていない地域もあるため、改めて画像の選定や文面の見直しをしたいと思います。(保育)

ターゲット設定はできていると思うが、ペルソナ設定をもっと細かく定め、原稿を作成すべきなのだなと感じた。人事担当者としては、実際に自分が原稿を作成をする、というよりは営業所に知識を啓蒙していくことがミッションであるため、どのように展開していくか検討していきたい。(フード)

ちょうど短時間正社員の採用を検討しており、その中でのメインターゲットとして「主婦(夫)」の方を想定しています。主婦(夫)の方でも生活環境により、様々な勤務の希望があり、かつどこにターゲットを絞って原稿にキーワードを記載していくのかが大事な要件であることが理解できました。(フード)

 

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